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2003年の仕事

塩沢由典

学内委員等(2003年度)

(1)創造都市研究科長 (2)大学改革推進委員会委員

論文

(1)「リカードに学ぶ 貿易の利益と失業・貿易摩擦」日本経済新聞社編『巨匠が解く日本経済の難問』日本経済新聞社(日経ビジネス人文庫)、2003年4月、89-103頁。
[解説]リカードの比較生産費説はよく知られているが、貿易の開始により価格が低下する(あるいは総産出が増大する)という側面のみが強調されている。しかし、リカードの定式を生かせば、一定の需要のもとでは失業が生ずることも示せ、貿易摩擦がなぜ生まれるのかという説明も可能である。
(2)「地域再生 関西の課題」『日本ベンチャー学会誌』2003年11月、日本ベンチャー学会、3-11頁。
(3)「ベンチャー教育の重要性と課題」『生活起点』第66号、セゾン総合研究所、2003年11月、9-15頁。

評論・寄書

(1)「何を目指す能率向上か」『産業能率』第559号、2003年10月、大阪能率協会、1頁。

書評

(1)「社会科学に示唆を与える精神医学」(エコノミストの読書日記74 取り上げた本:滝川一廣著・聞き手佐藤幹夫編『「こころ」はだれが壊すのか』、『「こころ」はどこで壊れるのか』、矢幡洋『立ち直るための心理療法』)『経済セミナー』580号、2003年5月、132-133頁。
(2)「デフレ、デフレと囃し立てる前に」(エコノミストの読書日記77 取り上げた本:小菅伸彦『日本はデフレでない』、橋本寿朗『デフレの進行をどう読むか』、水野和夫『100年デフレ』)『経済セミナー』583号、2003年8月、124-125頁。
(3)「天才たちの誤算か、学問の限界か」(エコノミストの読書日記80 取り上げた本:ニコラス・ダンパー『LTCM伝説』、ロジャー・ローウェンスタイン『天才たちの誤算』)『経済セミナー』586号、2003年11月号、104-105頁。

新聞寄稿

(1)「なぜ、いま社会人大学院か」『読売新聞』2003年2月23日14面。
(2)「時代が求める独創的な事業」『朝日新聞』2003年5月10日。
(2)「知識経済の時代、鍵を握る人材」『毎日新聞』2003年10月10日7面。

解説

(1)「新大学院 創造都市研究科」『有恒会報』第166号、2003年7月24日、21−21頁。

講演等記録

(1)パネルディスカッション「高度相互関係時代における都市と大学の新展開」『21世紀の都市と大学/大阪市立大学文化交流センター設立20周年祈念・シンポジウム報告』2003年3月31日、大阪市立大学文化交流センター編・発行、発言部分75-81、83-86、101-105、115-117頁。
(2)「明るく元氣な関西を取り戻すために我々はどう考え行動すべきか」(経営と研究・開発を考えるR&Dサマーフォーラム・基調問題提起)『KPC NEWS』2003年10月、関西生産性本部、5-8頁。

講演

(1)「企業内ベンチャー成功の条件」京阪電鉄グループ社長会、2003年1月31日。
(2)「新産業創出へのシナリオ」徳島県庁、大阪全日空ホテル、2003年2月5日。
(3)「日本の起業家教育 現状と課題」日米起業フォーラム、京都リサーチパーク、2003年2月14日。
(4)「大坂の産業再生とベンチャー」関西ブレーンコンソーシアム、大坂科学技術センター、2003年2月24日。
(5)「関西再生の担い手作り」第5回エコ・コンシエルジュ講座、ATCグリーンエコプラザ、2003年3月13日。
(6)「関西圏における都市再生の課題」大阪科学技術センター・第49回ベイエリアフォーラム、大阪科学技術センター、2004年3月24日。
(7)「地域戦略としてのベンチャー振興と京都の課題」(京都)高度集積地区整備推進協議会、ホテルセントノーム、2003年4月23日。
(8)"Une nouvelle tendance de l’education permanente au nieaux de troisime cycle: le cas de L’universite Municipale d’Osaka" 日仏高等教育会議、京都国際会議場、2003年5月8日。
(9)「明るく元氣な関西を取り戻すために我々はどう考え行動すべきか」(基調問題提起)R&Dサマーフォーラム、けいはんなプラザ、2003年8月27日。
(10)「経営革新で地域経済復権を」第55回和歌山放送情報懇談会、2003年9月26日。
(11)関西経済活性化と新しい政策概念/東大阪地区と学研都市を例題として」近畿大学大学院経済学研究科、2003年10月28日。
(12)「複雑系経済学から「市場」を考える」財団法人産業経理協会・経理部長会、東京銀行会館銀行倶楽部、2003年12月17日。

研究会等の主宰・企画

(1)U−Mart研究会組織委員長、1999年10月より。
(2)関西社会経済研究所「インキュべーション施設の効果的運営ノウハウ調査」委員長、2003年4月より2004年3月末まで。

公職等委員

(1)進化経済学会・会長、任期2003年4月より3年。
(2)関西ベンチャー学会会長、2003年4月より2005年3月まで(2期目)
(3)日本ベンチャー学会・副会長、2001年11月より、任期2年(1期目)。
(4)(財)関西生産性本部委員会副委員長、1989年より。
(5)(財)関西文化学術研究都市推進機構学術委員会副委員長、副委員長、2001年10月より。
(6)(社)関西ニュービジネス協議会・NBK大賞審査委員会委員長(1989年以降、毎年)。
(7)(社)思想の科学研究会・理事(1999年より)。




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