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社会人大学院の理想

2022年3月25日 大阪電気会館
塩沢由典

1. みじかい経緯

大学・教務委員会>二部教育検討委員会(1989-91?) 学生部長(1996-1998)
新大学院設立準備委員会(2000-2002) 新大学院開設準備委員会(2002-2004)

生涯教育への関心(可能性と重要性)
 二部教育検討委員会答申 ドラッカー『非営利組織の経営』
 21世紀 学問の新しい時代>図書館をもたなくても学問創造ができる。

2. 社会人大学院の理念

職業転換->北欧型
教職大学院->専門家の再教育 Cf.医者・技術者の再教育
まなびなおし->放送大学(大学院) 長寿社会(高齢化社会)

3. わたしの夢・・・社会科学の育雛装置(incubator)

対照例 医学 3000年〜5000年 社会科学 経済学 250年 Management Sciences 100年
医学部にはなぜ付属病院があるのか  (基礎と臨床)

日本の社会科学 学問創造の経験に乏しい。⇒ 現実との接点がすくない。

社会人大学院  社会科学の付属病院
 社会の問題から解決へ(学問[既存知識]の応用)
 解決の必要から学問形成へ(臨床から基礎へ、新しい知識創造)

4. なにを学ぶか どう貢献するか

修了生 社会に対する責任 その一つとしての学問創造

学問とは  情報 versus 知識
 中岡哲郎先生(産業技術論) 人が一生のあいだに得られる情報は一定

みなさんの学んだもの
 学問創造のための基礎

定年後の「仕事」 考えるには時間が掛かる。現代のSchole.




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