意思決定入門>第3回・グループ討論まとめ

意思決定入門3「社長としてのわたしの決断」

2005.7.6

グループ討論 まとめ


グループ討論テーマ

「大きな決断をするのに、日頃から何に留意し行動するか」



Aグループ  まとめ:○田さん

【討論の内容及び意見】
・当事者意識をもつこと
・洞察力(いろいろなところにアンテナをはる)
 他部門が行った意思決定についても、その動向を注視しておくこと
・なんの経験もなく、突然に大きな決断を迫られても慌てるだけであるから
 常日頃から小さな決断を素早く行うといったことから積み重ねていくこと
・好奇心をもつこと(色々なことに)
・将来(目標)を常に見続けること
・小さな決断でも常日頃から先送りしないよう心掛けること
・問題の着眼点を素早く見つけだす能力を養うこと
・大きな決断なのか、スピードが要求されているのか嗅ぎ分ける嗅覚。

上記をまとめますとこういったことだと思います。
「常日頃から小さな決断も目的意識、将来のビジョンを意識しながら先送りせずに、要求される事項(スピード、実現性、分析内容)が何かを把握した上で、信念をもって決断をするよう心掛ける」

【他のグループの意見で印象に残ったもの】
・公言したことを実行する力

【その他討論における意見】
・進藤先生の講義において、「社長の仕事は経営でなく、注文を取りにいくこと」という考えを示され、そのことに対する様々な意見がでました。
・中小企業だからできることなのか
・経営をまかせられるだけの(後任)人材をきちんと育成されているから
・進藤先生自身の性格(なにごとも自分が先頭にたってやらないと気が済まないような性格ではないか)によるもの     等々


Bグループ   まとめ:○山さん

【留意点】
@日頃から主体的に問題意識を持ち、考えること。
特に、調子の良いとき、興味を持っている分野では、良い考えが出ると心得る。
A夢、目標、将来像を持ち、それを達成させるための機会を見逃さないこと。
目標が無ければ、チャンスもスケジュールの達成タイミングも見えない。
Bトップの良い所を、会得すること。
上の人たちのレベルを見極める。冷静な立場の人の意見を聞く。

【行動】
@夢、目標を 公言、公表する。
周りの人の評価を仰ぎ、以降、その 夢、目標への言動をチェックして貰い、己のブレ
を防ぐ。漠然としたものは、どうにでも辻褄が合うので、より具体的を心がける。
Aビジョンの近い人、遠い人と建前でなく、本音で語り合う。
差異を認識し、己の信じるビジョンが、確立すれば、仕事の場合には、遠い人(抵抗勢
力)に同じ価値観にそろえてもらえるように努力する。
B酒の席での意見でも、己の発言に責任を持つ。
酒の席と翌日の行動が別である人間は信頼を失う。

【大きな決断ができるようにステップアップするには】
@今いるポジションでも、小さな所から改善し、一歩踏み出す。
やって、はじめてビジョンや方向性は見えてくる。
A自分がうまくできるようになったことは、人に任せることを心がける。
ワンステップ、ステップアップできる立場になる。
B戦略と戦術のレベルを見極める。
大きな決断をするのに、小さなことには、くよくよしない。


Cグループ  まとめ:○保さん

【話し合いの過程で、決断のためには】
@将来構想(創造力+知識・情報)
A腹を据えることが必要とまとまった。

@は普段から変化をおそれず、いろんなことに興味・好奇心をもつことが大切。その中でも、クリエイティブな発想と、それを具体化し、裏付けるための新鮮な情報を常に仕入れ、知識を蓄えること。それらがそろって、「構想」ができるのではないか。

Aは、将来構想や目的に向けて、成し遂げたいと思う強い意欲や、どうしてもその決断が必要である意識のもとに、構えることのできる態度ではないか。


Dグループ   まとめ:○武さん

【メンバー意見】
・短期的視点より長期的視点を心がける
・絶えず最悪の状況を想定しておく
・前向きに捉え、変化は成長なりと捉える
・自ら公平さを示し自分に厳しさを求め行動する
・将来構想と実現イメージを絶えず描く
・問題意識をもって学ぶ
・こうして行きたいという思いの深さ・強さ・妥協の無い行動
・小さな意思決定の積重ねによる成長

【纏めとして】
「前向きな(大きな・深い)思いを持って、挑戦し続ける」ことに留意する
∴結果大きな意思決定をしなければならない際に優位に働く!!



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