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概説・目次

1 経済における進化

1.1 生物の増殖と進化
1.2 商品の進化
1.3 進化概念の拡張
1.4 経済において進化はなぜ普遍的か
1.5 進化経済学の概念

2 進化するものの諸カテゴリー

2.1 商品
2.2 技術
2.3 行動
2.4 制度
2.5 組織
2.6 システム
2.7 知識

3 進化の総過程

3.1 変異の機構
3.2 選択の場
3.3 競争と進化
3.4 ミクロ・マクロ・ループ
3.5 進化に開かれた経済
3.6 経済発展
3.7 経済史

4 市場経済の諸原理

4.1 基礎とすべき枠組み
4.2 相対取引
4.3 交換の原理
4.4 裁定と交換比率
4.5 貨幣と価格
4.6 売りと買いの非対称性
4.7 収穫逓増
4.8 切り離し機構
4.9 決定の向きと流れ
4.10 重層的決定

5 分析の枠組み

5.1 過程分析
5.2 進化ゲームと個体群動学
5.3 コンピュータ・シミュレーション
5.4 統計的分析
5.5 歴史研究と実証研究
5.6 経済学の歴史

6 現代的経済の分析例

6.1 企業の生産量決定
6.2 収穫逓増下の企業規模
6.3 経済全体における生産量決定
6.4 価格・数量の決定態様
6.5 価格設定と上乗せ率
6.6 販売量と利潤
6.7 販売努力とベンチマーク
6.8 金融市場のシミュレーション
6.9 薄い板の市場
6.11 国際貿易と所得水準
6.12 経済の累積的発展

7 新古典派経済学のドグマとアノマリー

7.1 均衡のドグマ
7.2 価格を変数とする関数のドグマ
7.3 売りたいだけ売れるというドグマ
7.4 最適化行動のドグマ
7.5 収穫逓減のドグマ
7.6 卵からの構成のドグマ
7.7 数学への盲目の信仰
7.8 方法的個人主義のドグマ

8 進化経済学の可能性

8.1 パラダイムの転換問題
8.2 転換は可能か
8.3 進化経済学の未来




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