塩沢由典&基礎演習1>一覧

基礎演習T


担当教員  塩沢由典




[授業の目標]

 この基礎演習では、大学生活の始めに、それぞれが大学でのこれからの4年間・5年間をどう設計するかについて、まずみなで考えてみたい。希望に燃えて入学してきた学生諸君が、易きに流されて4年間・5年間を有意義にすごせない人がままみられる。そういうことがないよう、大学とはどういうところで、どのように学んでいかなければならないか、皆で話しあいながら、各自考えてほしい。

この授業科目で、当面目標とすることは、次の三つです。
(1)絵のない本を読む習慣を付ける。
(2)パソコンで文章が書けるようになる。
(3)きちんと自分の意見を言えるようになる。
これができるようになれば、自分でものを考えていけるようになります。


[授業の方法]

毎週、事前に読んでくる本を決め、その本を読んで、A4一枚の要約・感想・批評を書いてくることを要求します。コピーは、参加人数分、各自が持参してください。2回ほどは、A4一枚より長い感想文を書いてくるよう要請することがあります。

授業時間中は、その要約・感想・批評を本に、発表と質問、意見の交換を行います。適切な場合には、2組に分かれて討論をすることもあります。基本的には、学生諸君の議論の流れにまかせますが、担当者が疑問・反論を出すなど、ときに介入することもあります。


[成績評価法]

毎回の要約・感想・批評、発表の内容・説得力、討論への積極性などをみて、総合的に決めます。論文試験を行うことはありません。


[教科書]

とくに決めません。皆さんが興味をもて、一週間で読めそうな本を探して、みなで決めます。文庫本、新書版など、比較的手軽に読めるものが中心になります。


[特別な注意]

第1回目の授業時間には、以下の2冊の本を読み、以下の一覧表を作って持参してください。コピーは25部用意してください。
●中谷彰宏『大学時代にしなければならない50のこと』PHP文庫476
●中谷彰宏『大学時代に出会わなければならない50人』PHP文庫495
一覧表は、一冊こどに別のA4用紙をもちい、本の表題と自分の名前、作成日を入れ、その後、たて列2列に番号を振り、それぞれに各章の終わりにあるキーワードを見出しとして書き入れてください。そのあと、それぞれの項目について、良く考えて、以下のしるしを付けてください。

◎ すでに経験した
○ ぜひ、経験したい
× 経験したくない



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